「感動の涙」を流すまでがしんどい問題

2023-02-04
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この前読んだ「科学の力で元気になる38のコツ」に「感動の涙を流すとストレス減るよ」というのが書いてあった。
この話は何度か聞いた事があったし、実感としても効果はあると思う。

誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ

しかし、最近全然「感動の涙」を流してない。
理由を考えてみたところ、以下の2点がありそうだった。

  1. 時間がない
  2. 感動の前提条件となる苦痛部分がしんどい

1はわかりやすい。感情移入するまでにある程度の時間がかかるので、その時間フィクションに没頭する必要がある。
最近は常にバタバタしており、その時間を確保するのが難しい。

2だけど、感動する物語というやつはだいたい、一度マイナスにしてから何かしらプラスする形になっており、そのマイナス部分がしんどいということ。

  • 死にそうになった(-1)けど、死ななかった(+2) = 1
  • 苦しんだ(-1)けど、報われた(+2)= 1
  • 死んだ(-1)けど、救いはあった(+1)= 0

みたいな。

ストレスを減らすためにストレスを受けることになる。
感動に限らず、「現実にいそうなレベルのクソ野郎」が出てくるフィクション全般がしんどい。

子供の頃は「日常系漫画とか何も起きないの呼んで何がおもろいんだ?」とか思ってたけど、大変さは現実世界で十分だから、せめてフィクションは平和であって欲しいんですよね。

で、どうしようか、ということなんだけど、すでに知っている話を読むのがいいのでは?ということになった。
設定とか把握してるから感情移入しやすいし、(そんなにひどいことにはならない、という)結果がわかっているのでマイナス部分で受けるダメージも少ない。

というわけで(?)ちょうどジャンプラで105話無料だった「この音とまれを!」を読んでいます。
ジャンプラ、一定時間読んでると第6世代iPad miniでもめっちゃ熱くなるの、いったい何の処理をしてるんだ…。
バッテリーがすぐなくなるのだけど。

この音とまれ! 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

それはそうと、重曹を舐める10秒で泣ける天才子役、みたいな人が自分の意思で流す涙には効果はあるのだろうか?
(過去の感動を思い出して流す場合もあると思うので)



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